議員の義務と職務
公益利益の優先の義務
議員は市民の代表者として、公共の利益を優先し良心によってその職務を誠実に遂行するのはもちろん、清廉の義務と品位を維持し なければなりません.
職位濫用禁止の義務
議員はその地位を濫用して地方自治体、公共団体または企業体との契約やその処分によって財産上の 権益または職位を取得したり他人のためにその取得を斡旋してはいけません.
兼職及び取り引き禁止の義務
また、法で定めた一定の職を兼ねることができず、当該地方自治体及び公共団体と営利を目的にする 取り引きができず、これと関連 した施設または財産の譲受人または管理人になれません.
清廉や品位維持の義務
地方議員は清廉潔白であるべきで、議員として品位を維持する義務がある。
したがって、地方議員は職務と関連し、直接・間接を問わず、謝礼、贈与、供応を受けることができない。
ここでいう品位維持の義務は職務活動と関連のないプライバシーと関連した品位維持も含まれると言える。この義務を違反した場合、議会内で懲戒対象となる。
秩序維持の義務
地方議員は本会議や委員会で会議秩序を守る義務がある。
地方議員が地方自治法または会議ルールに違反される発言や行為で会議場の秩序を乱した場合、議長（または委員長）から制裁を 受けたり、その発言の取り消しの命令を受ける可能性があり、それに従わない場合、当日の会議において発言禁止や議政措置を受け る可能性がある。 また、議員は会議場で他人を侮辱したり、他人のプライバシーに関する発言をしたり、他の議員の発言を妨げること ができず、議長または委員長の許可を得ず演壇や壇上に登壇してはならない。議員がこのような秩序維持の義務を違反した場合に は懲戒の対象となる。